is...
iSS PROJECT
S...shippai(失敗)
i...ippai(いっぱい)
S...shitaosu(したおす)
PROJECT
はじめに / about iSS project
知っていましたか?
実は大人はいっぱい失敗していることを。
知っていましたか?
それなのに若者たちは失敗が許されないとすり込まれていることを。
知っていましたか?
本当はだれでも失敗してもいいことを。
「みかけの性能」にこだわり、
自分という「商品」を売り込んでしまいがちな就活生…
「肩書き」にとらわれて、
「人間性」を見ることを忘れてしまっている大人たち…
格差が大きく社会が見えにくく、窮屈に感じる社会だから仕方ないのかもしれません。
でも伝えたい。
みんな「商品」でも「人材(材料)」でも「人財」でもない、
かけがえのない「人間」なんです。
そこで、このiSSプロジェクトは生まれました。
・・・
iSSとは、いっぱい ・ 失敗 ・ したおす プロジェクトの略です。
人間として生まれた以上、充実した日々を送りたい。それは誰にとっても一つの切なる願いだと思います。そして、充実とは、受け身のモノではなく、新しいことに挑戦する喜びこそが、自分を変え、社会に貢献するきっかけとなります。ましてや社会が見えにくい、閉塞感を感じる今の社会においてはなおさらかも知れません。
しかし、挑戦とは一人でできるものではありません。
人と人とのツナガリがなければ、誰も挑戦することはできません。そして、勇気が必要なものとも言われていますが、勇気や、なにか特別な能力がある人しか挑戦できないモノでもありません。
また苦しいときに、「助けて」と言えないような社会では、人は、安心して新しいことに挑戦することなどできません。「成果主義」が喧伝され、誰もがいつか自分も失敗したことで人生が悪い方へ転落するのではないかとびくびくし、他者に対しても自分に対しても疑心暗鬼になっているような状況では、新しい領域へ挑むことなどできはしないのです。
安心して失敗できること。それは、健全に傷つくことのできる社会とも言えます。
私たちは、いかに躓かないかを教えるのではなく、躓き、倒れたとき、起きあがり、そして再び歩み出す(Develop the power to live)ことを見守り続ける応援者が大切だと思います。
社会が一緒になって、今を生きる学生に
「生きる力」を養う(Develop the power to live)のが、iSSプロジェクトです。
是非、皆さまと一緒にこの取り組みを進められれば幸甚に存じます。
滋賀県の学生「不安」約8割
滋賀県内の学生を対象に新型コロナウイルスの影響に関する緊急調査を実施(2020年5月2日~6日)し、滋賀県の学生(県内に在住・在学)111名から回答を得ました。
その結果、「日常・学生生活に不安がある」と答えたのは78%の学生。
内訳(複数回答あり)は、「オンライン授業」が29%で最多。続いて「金銭面(生活費や授業料)」が24%。「就職活動」が20%。17%が「孤独」との結果でした。
特に休校及びオンライン授業やオンラインによる会社説明会に切り替わっていく中で、「パソコン」がない、もしくは「Wi-Fiの環境がない」など、多数意見があり、ヒアリングではスマートフォンで通信料を気にしながら授業を受け、課題提出もスマートフォンで作成し提出している学生もいました。
またパソコンやネット環境の工事を申し込んでもまだ工事がされていない等の意見もあり、家庭環境による学びと就活の格差が浮き彫りになりました。
ネット環境を含め、学習や生活・就活の支援を急がないと、バブル崩壊後の「失われた世紀」の再来と格差の拡大につながりかねません。